ASCOM Telescpe Driver for NS-5000 Ver. 1.10
最終更新日 2023年11月4日
NS-5000の対応バージョンはVer6.27です。
※本ドライバーの使用は自由です。
※ただし、本ドライバーの使用によって発生した如何なる損害についても作者は責任を負いません。
※また、本ドライバーの仕様は予告なく変更されることがあります。
※なお、不具合や要望はできる限り対応するつもりです。
◆インストール前に
1. 対応OSはWindowsXP、Windows7、Windpws8です。現時点(2023年)ではWindows11でも動作しています。
事前に以下のソフトウェアを導入する必要があります。
□ .NET Framework3.5 SP1以上
Microsoftのサイトから入手できます。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/netframework/default.aspx
□ ASCOM Platform
ASCOM-Standards for Astronomyから入手できます。
Platform5.0以上のバージョンが必要です。
現在、提供されているバージョンはPlatform6.6SP2です。Platform5.0と互換性があります。
http://ascom-standards.org/
2. プラネタリウムソフトとしては"Cartes du Ciel"と"TheSky6 Professional"、および"ステラナビゲータVer.9(最新版はVer12)"が利用できます。
□ Cartes du Ciel
Ver.3 http://www.ap-i.net/skychart/index.php
Ver.2 http://www.stargazing.net/astropc/oldversion/index.html
□ TheSky6 Professional Edition
英語版 Software Bisque, Inc
日本語版 日立ビジネスソリューション株式会社
なお、TheSky6を使用する場合は"TheSky ASCOM Telescope (TeleAPI) Plug-In"を導入する必要があります。
http://ascom-standards.org/Downloads/Plugins.htm
□ ステラナビゲータ
アストロアーツ
※上記以外の環境については星見庵掲示板を参照してください。
◆ダウンロード&インストール
1.以下のファイルを適当なフォルダにダウンロードして下さい。
NS-5000ドライバー Ver. 1.10 (2023年11月4日更新)
2.ダウンロードしたzipファイルを解凍すると、セットアッププログラム(Setup_NS5000.exe)とリリースノート(Readme.txt)に展開されます。セットアップ前に、リリースノートを一読下さい。また、セットアップを行う前に、安全のためシステムの復元ポイントを作成しておくことをお勧めします。
3.以前に本ドライバーをインストールしている場合は、古いドライバーを削除して(インストール時に「削除しますか?」とメッセージが表示されますので、「はい」を押して下さい。)から、インストールを行って下さい。なお、設定ファイルは削除されませんので、以前に設定した情報は保持されます。
◆更新履歴
Ver. 1.00 (2015年4月21日)
初版
Ver. 1.01 (2016年4月27日)
・ASCOMインターフェースのSideOfPierを実装。ドームのスリット位置を計算するためにSideOfpierが必要。望遠鏡の位置がマウントの東か西かによってスリット位置が変わる。
Ver. 1.02 (2016年6月17日) (未公開)
・NS-5000は緯度を設定すると恒星時運転が停止する。これが原因で、望遠鏡設定ダイアログやカメラ設定ダイアログでOKを押すと恒星時運転が停止していた不具合を解消。
Ver. 1.02.1 (2016年11月20日) (未公開)
・望遠鏡設定ダイアログで観測地の緯度が南の場合に南緯の表示位置が間違っていた不具合を解消。
Ver. 1.10 (2023年11月4日)
・ステラナビゲータで望遠鏡接続時に日時・場所を送信すると自動追尾が止まる現象への対応。Ver.1.02の対策が不十分だった。
・PHD2で"Stop guiding when mount slews"にチェックを入れると子午線を越えた後に赤緯の補正方向が逆転する現象への対応。日周運動で子午線越えた際は赤緯モータの回転方向を逆転させないようにした。
・コントロールパッドの移動スピードに'X'(fastest)を追加。
◆使い方
複数のアプリケーションで本ドライバーを使用するときは、POTHなどHubドライバーを経由して使用して下さい。
ASCOMの最新プラットフォームでは"Device Hub Telescope"を使用して下さい。
◆不具合・要望は下記までお願いします。