M88

M88
M88
IC3476
IC3476
撮影日
2020年3月24日 21:44、気温:9.3℃
2020年3月25日 22:57、気温:7.4℃
撮影地
星見庵
露出時間
8時間、L画像:10mx30(1x1)、RGB画像:10mx6(2x2)
カメラ
STL-11000M、冷却温度:-25℃、フィルタ:バーダー製
望遠鏡
GSRC12C 305mm F8 (TS2.5フラットナー)
赤道儀
U-150赤道儀(NS-5000)
ガイド
オフアキシス、Lodestar
撮影ソフト
CCDSoft,PHDGuiding2
画像処理
Pixinsight、SI7、PsCS6
サイド
東 方向:270.0° 北(上)
コメント
 M88はかみのけ座に位置する美しい渦巻銀河です。おとめ座銀河団に属する15個のメシエ天体のひとつで、銀河団の中で最も明るい銀河です。この明るさは銀河の中心領域にある活動銀河核に起因しています。
 この銀河の中心には、太陽の1億倍以上もある大質量のブラックホールが存在すると言われています。そして、それ以上の超大質量のブラックホールを持つおとめ座銀河団の中心的存在である巨大楕円銀河M87に引っ張られて銀河団のなかを高速に移動しています。
 左下の青い銀河はIC3476で、M88と同様におとめ座銀河団のメンバーを構成しています。不規則矮小銀河に分類されていますが、棒渦巻銀河のようにも見えます。星生成領域である巨大なHⅡ領域が観測されています。
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