宇宙 銀河 星 望遠鏡 写真
AT10RCFの接眼部をβ-SGRに換装しています。 GSC117+β-SGR+TS Flat2.5 + TS OAG26 + カメラの順に接続します。 β-SGRとフラットナ-、アフアキシスガイダーとカメラをそれぞれテーパーで接続することで、ガイドカメラとメインカメラが独立して回転できます。ガイドカメラを360度回転させることができるので、構図を崩すことなくガイド星を探せます。
「星の牧場2」で紹介されていた接眼部サポートバンドです。ほしぞら工房で作成していただきました。 AT10RCFの問題のひとつに接眼部のたわみがあります。接眼部は主鏡の中央穴を通ってきたバッフルと接続しますが、このバッフルと主鏡の間はコイルだけで支えられています。このため、重い冷却CCDカメラを装着するとはたわみは顕著に現れます。 サポートバンドは3本のボールネジで接眼部を支えることでたわみを軽減します。また、ボールネジの先端は半球状になっているため、締め付けた状態でもフォーカサーを動作させることができます。 サポートバンド サポートプレート 取付図
パソコンから周辺機器のスイッチをオンオフするためのリレー回路を自作しました。 USB I/F:USB-IO リレー:G6AK-274P(2巻のラッチングリレー) トランジスター:2SA1015(PNP型) ダイオード:IS2075K 抵抗:10KΩ 2SA1015の直流電流増幅率 hfe=80 ラッチングリレーの定格電流 Ic=36mA ベース電流(Ib)=負荷電流(Ic)÷直流電流増幅率(hfe)=36/80=0.45mA R=(5V-0.6V)/Ib=4.4/0.45=9.8kΩ
赤道儀のモーターコントローラ(AGS)の電源オンオフに使用しています。 自作の放置撮影ソフトにUSB-IOドライバー(vbausbio.dll)を組み込んで制御しています。赤道儀にリンクする前にモーターをオンにし、撮影が完了すると赤道儀をホームポジションに戻した後にモーターをオフします。AGSのE-ZEUSコマンドではモーターのオンオフが有効でないため、このリレースイッチは大変助かります。 なお、USB-IOドライバーは「バケさんの趣味の部屋」からダウンロードしました。
フラット撮影にはELシートを使っています。口径25cmをカバーするためにA2版のシートです。ELシートをアクリル板に挟み発光面側のアクリル板には紙ヤスリで傷を付け、さらに模造紙を挟むことで分散減光しています。このアクリル板を鏡筒外形の穴を開けた段ボール箱に両面テープで貼り付けてフラットボックスを作成しました。
フラット撮影時には鏡筒を上に向け、フードの先にフラットボックスをかぶせて使用します。
ELシートのコントロールには「くわなのほしぞら」の"デジタル型 調光ELインバータ"を使っています。このコントローラーの最大の利点はUSB経由でパソコンから制御できることです。
撮影補助アプリケーションにフラットの自動撮影機能を組み込みました。フィルタとELシートの輝度を自動で切替ながら連続撮影します。 輝度の調整値は名前を付けて記憶できます。